★熊本『天草・イルカウオッチング』紀行。
2017.02.19 at 13:44author:タロット王国
NHKカルチャー熊本「タロットワークショップ」も無事に終わり・・・せっかく東京から熊本への旅です・・・レオン先生やサリーさん&壱朗さんに、くまもとの魅力を知ってもらうために、今回は天草へ弾丸の旅をしてきました。
freepikより
何かというと、阿蘇にしか行かない私ですが・・・くまもとのもう1つの大きな魅力は、海・・・「天草」です。
タロットワーク後のみなさんには、ちょっと遠いのが負担だと思っていたのですが。やっぱり、ここはノリのいいサリーさんと摩風のチームだと「弾丸でも行くでしょう!」になってしまうのです。
くまもとは車さえあれば、温泉あり、海と山と美味しいものが沢山あります。
(誰も頼んでいないんですが・・・勝手にくまもと観光大使としては、2017年は天草は一押しなのです。)
【天草ポイント1】
絶対「チャンポン」を食べること。
(実際は、海老の踊り食いとウニ丼らしいです)
わたしの3つの大好きな1つが、ちゃんぽんなんです。
ちゃんぽんのルーツは長崎で、高級で格別に美味しいのですが・・・海の幸が豊富な天草のチャンポンは、素朴で毎日食べたくなる味です。
昔からある、天草の入口にあるドライブイン「入船」。
今回はここで。
懐かしいいつも食べていた、オーソドックスなチャンポンでした。
しかし、これがくまもとのちゃんぽんなんです。
海老やキクラゲ、海鮮の出汁が美味しかった。
(また食べるのに夢中で写真を取り忘れました。)
【天草ポイント2】
日本3大松島の天草・・・おだやかな海が絵画のようです。
今回は、ちょっと奮発して「ホテル竜宮にて」
癒される・・・いいホテルでした。
一番お安い基本料金なんですが、この値段でアワビやたこのステーキやエトセトラ。
ちょっと前に食べたちゃんぽんのおかげで、全部が食べられなかった。
・・・ちょっと悔しい。
とにかく、予想を超えて海鮮がどんどん出てくるんです。
九州にくると、必ず言ってしまう一言。
「この値段でこれが食べれるの〜」「この値段でこんなに〜」
何度言ってしまうことか・・・だから・・・九州に来てしまうのかもしれません。
やっぱり、来て良かった!
*あわびもついているんです。
一人1つ。う、うれしい。
でも一番素敵だったのは、「海の見える露店風呂」・・・最高の景色。
私の知っているホテルで海を眺める露天風呂では・・・ここが最高かもしれないな〜。
(少ない数の中・・しかも高級ホテルは分かりませんので、あしからず)
とにかく、ここに住みたくなる露天風呂でした。
ホテルの眼の前での夕日。
これが・・・またきれいでした。
ここは、1日滞在するにはもったいない・・・もっといたかった。
【天草ポイント3】イルカウオッチングは外せない!
本当は、海を観ながら、ゆっくり天草がテーマだったんですが。
やっぱり、ここまできたら、もっと奥へと足をのばして、野生のイルカウォッチングを体験しなければ。
と急きょ・・・独断とごり押しで・・・レオン先生と壱朗さんには・・・いきなり朝直前に報告。さらにもっとディープな天草へと向かいました。
約1時間、船でのイルカウオッチング・・・若い船頭さんが船を出してくれました。
イルカは、日本中何処にもいますが・・・回遊しているため、毎回同じ場所で発見することは難しいそうです。
それが天草では、海の美しさと豊富な魚類の宝庫のおかげで、これを目当てに野生のイルカが生息しているということでした。
そのため、天草では、90%の確率で野生のイルカを観ることができます。
この土地では、古くから人々がイルカと共存し、海にもぐっていると、イルカの群れが頭の上を通っていくと話してくれました。
こちらのイルカの写真は、引用させていただきましたが、実際にこの位近くにイルカたちを観ることができます。
思わず、イルカが現れると「キャー、イルカ〜」とみんなで眼を輝かして子供のようでした。最後にはイルカが現れる度に(演歌のノリのように)手を叩いていました。
東京からの3人は、ハワイでの遠くからみるイルカウオッチングや鴨川シーワールドのイメージがあったようですが・・・天草の野生のイルカウオッチングは、彼らの期待を大きく超えてくれたようでした。
実はこの日、船頭さんがいうには「今日は波がかなり高いです。」
「でも、その辺にイルカがいます・・・大丈夫です、観れます。」
私は、余裕で背もたれているのではなく、波の高さが恐くて、椅子にへばりついているのでした。
この若い船頭さん、どうしてイルカを発見するかというと。
よくマグロ漁船でみる、ソーラーなんかではなくて・・・眼で発見するんですって。
その秘訣は、背びれとイルカの泳ぐ“波”を発見すること。
(普通の波とイルカの波では違うんです。)
やっぱりプロは違います。
ずーっと、この天草で生きてきた若い船頭さん。
この土地を愛する思いが伝わってきました。
【天草ポイント4】最後は、最も話題の「奴寿司」さんへ。
TVでも話題になっている奴寿司さん。
急展開で行くことになって・・・予約が奇跡的に取れ、それもカウンター席。
(通常は2週間前からの予約などといわれているのですが、地震の影響もあったのでしょう。)とにかく、予約が取れたのはラッキーでした。
カウンター席で、ご主人の話を聞きながら、お寿司を堪能するのが、ここ奴寿司の一番のポイントです。
お塩で食べる創意工夫の寿司。
「この値段で、こんなに美味しくって!」と・・・またいっちゃいました。
そして何よりすごいのが、・・・美味しさを倍増してくれるご主人のお話し。
客を食べて楽しませる!
ご主人の会話上手に、タロットリーダーとして・・・クライアントの心をつかむ秘訣が、ここにあったように感じました。
美味しい寿司は東京に至る所にあるでしょうが・・・天草に来て、奴寿司をまた食べたいと思わせる。
すごいことです!
ひとつのステージで、エンターテイメントな寿司の握りが繰り広げられているかのようでした。
わたしたちの世界でも、プロのタロットリーダーは沢山います。
今回の天草の旅で、「あの人にタロットをしてもらいたい」・・・といってもらえるようにならなければと・・・そう思いました。
*追加で頼んだ、貝柱にからすみのすった握り・・・格別でした。
そして、天草は鯛が格別に美味しかった。
これで、くまもと天草の旅は終わりです。
天草の良さを再び発見することができました。
今回の旅で印象的だったのは、景色も素晴らしかったのですが、『人』でした。
海で生きる若い船頭さん、そして寿司一筋の奴寿司のご主人。
*摩風
「2人共、天草を大事に思い、覚悟して生きている・・・すごいな。」というと
*レオン先生
「彼らは、発見しているから生きているんだよ。」
「イルカを発見しているから、イルカウオッチングの船頭ができるんだよ。」
「発見があるから・・・生きていけるんだ。イルカを見つけられなければ、この海で生きていけないんだよ。」
そういえば、奴寿司のご主人も東京や福岡に修行に行ったわけではなかった。
地元の寿司屋で、3年修行して、お店を出したといわれていました。
東京からも沢山の人たちが、奴寿司さんへ訪れています。
リーズナブルで美味しい寿司を目当てに来ているのではなく、ご主人の寿司を食べたくて来ている。
それは、醤油をつけないで、美味しく魚を食べる工夫。
まさしく、彼なりの寿司を発見したからだったんだ。
*レオン先生
「おれのタロットをマネしているだけではいけない。」
「タロットを発見しなければならないんだ」と・・・強く心に刻みつけるように聞こえてきました。
レオン先生がいうように、発見すれば生きていけるんだ!
そして今回、熊本タロットワークと天草の旅ができたのも、私たちを支えてくれる「壱朗さんのおかげでした。」
わたしたちがスムーズにタロットがやれるようにと、先に準備して、いつも重い荷物をもったり、疲れた顔を見せずに、レンタカーを運転してくれたり・・・沢山のサポートをして頂きました。
いつも喜びをもって協力してくれる『サリーさんと壱朗さんに感謝します。』
摩風ゆみ(マシュー)