★《甲骨文字》心が震える「白川静先生の口(サイ)」の成り立ち
2020.12.11 at 19:24author:タロット王国
★最近、甲骨文字にハマっていました。
占いの起源は『甲骨文字』だからです。
*東京国立博物館「アジアギャラリー」
ここは、見応えがありました。
初めて足を運びましたが、ずっといたくなる・・・ただし「甲骨文字」は小さかった・・・。
*なので、さらに鶯谷の「書道博物館」に行きました。
https://www.taitocity.net/zaidan/shodou/
こっちの方が大きい、見応えあり。
しかし、写真は撮れなかったので、東京博物館のをご紹介します。
【甲骨文字の成り立ちから】
通常私たちが知っている、「口」は、人の口から成り立っているといわれています。
しかし、「白川静さんの口」は違うんです。
「口」は耳口の「くち」ではなくて、神様へのお祝いの祝詞(のりと)をいれる器の形です。
白川静氏「文化勲章 2004年受賞」
【サイの発見!】
http://www.ritsumei.ac.jp/features/shirakawashizuka10/
出典より
約3000年前の中国の古代文字を、トレーシングペーパーを使って写し取りました。何万枚も写すうちに、文字の成り立ちやつながりを、体で感じ取れるようになりました。
そして、45歳のとき、「口」が「くち」ではなく、神への手紙を入れる器「サイ」であることを発見したのです。この発見によって、漢字の成り立ちに、納得のいく説明ができるようになりました。
白川静先生は、およそ2000年間、正しいとされてきた漢字の解説書「説文解字」とは違った学説を構築することになりました。誰もが考えつかなかった発見だったため、反対説を唱える学者も多くいました。
孤独な研究でしたが、ひとり学問の道を極めることを楽しみながら、地道に研究を続けたのです。
*「口(サイ)」を通して、人間は古代から「神の声を聞く」ことを本気でやっていたんですね。
私たちも「タロットの霊フールの声」を聞くことが、タロットリーダーとしての生きる道だと、改めて確信しました。
タロット王国
摩風ゆみ(マシュー)
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