祝! 『魔術師のトート・タロット』刊行のお便り

10年近く前の卒業生の方から、タロット王国を忘れずにお便りがありました。

こんにちは。

以前、そちらで教えていただきました、F です。
大変ご無沙汰しておりますが、皆様お変わりないでしょうか。

レオン先生、トート・タロットの本をご出版されたんですね。

おめでとうございます。

今日、偶然にも東京の丸善で、本を見かけたので、

ご連絡させていただきます。

これからの、益々のご発展を祈念しております。

F より


ありがたいですね!
何年も経つ卒業生やリーディングした方からの元気なお便りが届くことは、
何よりの喜びです。
『魔術師のトート・タロット』の刊行を機に、また当方でのことを思い出していただき、
色々と感謝に溢れます。

レオン




            写真提供:Mトランス 浜口 氏



 

『聖物探求〜タロット魔術とアーサー王の秘儀』新版 遂に出る!

 ケイトリンとジョンのマシューズ夫妻による旧版の『Hallowquest』は素晴らしいものだったが、長らく絶版のままであった。『アーサ王のタロット』は数年前に新装版が出たものの、新装版の解説書が出ることはなかった。それが遂に今日、新装版の解説書が実現したのである。
 これは、タロットの秘義を解読する歴史の中で、画期的です!

 旧版の翻訳は、松田アフラさんが神戸の魔女の家BOOKSから出されていた。その後書きの一片を紹介し、ケイトリンとジョンの『アーサ王のタロット』の素晴らしさをお伝えできればと思います。

「一読者としての私が本書を読んで、まず第一に羨ましく感じるのは、このデッキの背後にある世界観の豊かさである。いや、むろん神話における世界観ならば、別にアーサー王神話に限らず、我が国の国生み神話であろうが、ギリシア神話であろうが、これに引けを取らないだけの豊かさを持つものは世界中にごろごろしている。だが、一つの神話体系をタロットの大小アルカナの78枚のすべてに組み込み、関連させるとなると、これは並大抵の力技ではないのである(22枚のみならば比較的簡単なのだが)。それを、これほどまでに完璧にまた美しく整然とやり遂げてしまうというのは、やはり才能と努力の賜物であるとしか言いようがない。」(魔女の家BOOKS『アーサー王のタロット占い』後書きより)

 尚、新版のタイトルは、『The Complete Arthurian Tarot』になります。Amazonで入手できます。




 われわれも「アーサー王のタロット」講座、近々に開講予定です。



 

挑戦者たち

 今年の新年の始めは、例年になく「生きるとは何か?」
を語る仕事から始めることが出来た。
その中で、最初の対話者がキネマ旬報社から『挑戦者たち』という著書を出されている、ルポ・ライターとして有名な木俣冬さんであった。

 木俣さんがお送りくださったこの著書の中では、18人の俳優たちの「挑戦」が語られ、私もテレビや映画でよく知っている阿部寛、市原隼人、織田裕二、唐沢寿明、小栗旬、藤原竜也、市川染五郎、尾上菊之助などなどがいる。その中には、私も注目している森山未来という非常に個性的な若手俳優が、ロングインタビューされながら考察されている。



【RENT】2008年 森山未来主演のミュージカルから

 木俣さんは、森山未来と彼の役柄マークという人物について考察する。

 森山が最初に認識したマークという人物は、「ユダヤ人で中流階級の生まれ。家族に対するコンプレックスをもち、そんな自分から脱したくて、家を出て、イースト・ヴィレッジに住みついた。周りにはいろいろなハンデキャップをもちながらも不屈の精神で生きている人々がいて、自分も彼らにあやかりたいと思っている。彼らの輪の中に入りたいけど、常に傍観者的な部分を感じていて、そのつきまとっているものが何なのかが物語の進行につれて見えてくる」というもの。稽古をやっていくうちに、「マークは、いろいろな場に顔を出して、いつも誰かとしゃべったり絡んだりしているようで、実は誰とも絡めていない」ことに気づいた。「それでもかかわり合いたいという思いが凄く強い。でも、いざ関わっても、それで大きく何かが変わることがない。マークの飛び込みの弱さみたいなものを感じて」いる。

 この森山が取り組んでいるマークという人物の心理状況は、現代のわれわれが抱えている心の問題でもあるのではなかろうか。人と人とが関わり合っているようで、本当には実は誰とも絡めていない。その日常の欠落感、生きている実感の希薄さ。
森山未来][木俣冬][マーク]という役柄。
この三者が、マークという役柄に沿うことによって現代の人たちに共通の心の問題に取り組み、そして木俣さんは森山未来がそれに取り組む姿勢を通して現代の社会心理が直面している問題に切り込んでいく。また、森山さんは木俣さんのルポする問いかけの視点に触れることによって、マークを他人事としてではなく自分に生きたものとして心に落とし込んで行く。ロング・ルポの意味と価値の凄さを今更のように教えられました。

 木俣冬(きまた ふゆ/女性)さんは、対話して全く性を感じさせず、ただただ人間として目の前にある問題について語り合える人でした。両性具有者や中性なのではなく、ただただ生きていることを真実にぶつけて行く「人間」なのでした。

レオン





 

★大地の芸術祭の本。

★先月のタロット合宿で訪れた、越後妻有の大地の芸術祭の本をやっと読み終えた。
何もない里山だけの妻有の地域を、「また行きたい!」
と思わせるプロデューサー北川フラムさんの本だ。

なぜ気になったか?
なぜなら越後妻有の大地に立つと分かると思うが、特別な名所旧跡、
大スケールの自然があるわけではない。
しかし、明らかに他の地方観光都市とは違う・・・特別感がある。
特に大地の芸術祭の「光の館、最後の教室、夢の家」などは世界的に著名な建築家の作品だ。
この人選は、最終的には全て北川さんがおこなうということだった。
何でもいいというわけではないらしい。
この明確なテーマが他にはない“輝き”になっている。



しかしよく諦めないで、ここまで実現出来たもんだと・・・不思議に思う。
実際にそう簡単ではないことは本を読まなくても分かる。
だから、きっと私は興味が湧いたのだ。

北川さんは、この本の中で書いているように、現代にいたる地方の疲弊、
高齢者だけの地域、空き家だらけの民家、そして所在が不明の田畑。
見て見ぬふりをすれば、ただ朽ち果てて行くだけの村なのだ。
それを​「地方でも人が生きていける」・・・
復活のためのプロジェクトであり、その中身がアートだったんだ。

もう1つこの本の特徴が、「恊働」という言葉だ。
実際、おじいちゃんやおばあちゃんが笑顔で働いていたし、何と幸せな光景だと感じた。
それは“うらやましい村”なのかもしれない。






ますます東京へ若者たちが流れている。

私は昨年、九州で何人かの移住者の人たちに会った。
いかに地方で生きるか。
それは何かが根底から変る気配を感じる・・・新しい時代の生き方を私に教えてくれた。
しかし、それはまだ手探りと模索状態の中でもある。

今回の越後妻有は、私たちへのメッセージであり、生き方の指針になると思った。
よくレオン先生から
「与えられる人や見学者ではなく“創造する人間”にならなくてはならない。」
と力強く何度も何度も言ってくれている。

「人生に傍観者だから空しいんだ・・・創造的に生きると楽しくてしょうがない。」と
・・・・振り返ると・・・一貫してこのことをいってくれていたんだ。

花おまけ
(秘蔵写真)


*郷土資料館で結婚式の展示があり・・・
みんなから結婚式をあげていない私たちに・・・ヒヤカされて撮った1枚です。
この後あまりの盛り上がりで、
案内人のおばあちゃんが「こんなに喜んでくれるとは思わなかった。」
と逆に驚かれていたのが印象的でした。

摩風ゆみ

 

★「ケイゾク、 SPEC、カイドク」と「挑戦者たち」 BOOK!

★ずいぶん、久しぶりのブログです。
先日、知人のライターの『木俣冬さん』にお会いする機会があり、最近本が出版されました。
それが、中々好調だ!ということでした。



読書“ケイゾク、SPEC、カイドク”・・・その本の中に、タロットカードが出てくるんですよ!」
「きっと興味を持ってもらえると思います。」
ということで、・・・なんと、本をプレゼントして頂きました。(感激!)


http://www.amazon.co.jp/ケイゾク、SPEC、カイドク-木俣冬/dp/4864911584



届いた本は、期待通りの楽しさ。ページからワクワク感が伝わって来ます。
映画の中で、タロット占いのシーンや、タロットが出てくるらしいんです。
これは、 まずツタヤに行って DVDをレンタルして来なくては!


http://www.amazon.co.jp/挑戦者たち-−トップアクターズ・ルポルタージュ−-木俣-冬/dp/4873763487
読書もう一冊の本が、イケメン俳優だけ集めたインタビューの本「挑戦者たち」
こっちの方に、目が移ります。
わっ! これも楽しみ!
企画が素晴らしい。妻夫木聡、三上博史、小栗旬、森山未来など・・・ラインナップが凄すぎる。
今まで、あったようで、なかった本ですね。
この本も読むのが楽しみです。

今日、「るろうに剣心」を観てきたばかりでした。
藤原竜也さんが、こんな役をやるようになったなんて〜。
時の変化を感じます。

映画が何より、大好きな私にとっては、幸せの2冊でした。
木俣冬さん、本当にありがとうございました。

摩風ゆみ(マシュー)

 

言葉が国境を超える。

★昨日NHKの放送で、東田直樹さん「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」の英語版。
偶然観ている内に、彼の言葉の一言一言が、いつのまにか素直に心に入ってきていた。



英訳した作家のディヴィッド・ミッチェル氏の最後の質問がとても印象的でした。
 「君にとって、“成功”とは?』
直樹さん
 「・・・成功とはほど遠く見える人の瞳にも、美しい山が映っている。」

女人の存在理由がそこにあるように感じて、私の心に突き刺さりました。

摩風ゆみ(マシュー)


 
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